眠たい大根のただの雑記

ただのブログ?一般人です

最近の世にもに対するあれこれ

こんばんは(こんにちは)大根です。

今回も世にについて話します。他に書きたい内容が思いつかないので許してね。

 

23秋も終わり刻一刻と35周年に向かっている世にも妙な物語。皆さんは前回の放送はどう感じましたか?私は素直に面白かったです。ですが、不満が無いわけではありません。今回でより浮き彫りになった問題点や不安点といった課題はまだまだあります。

というわけで今回は若干愚痴も入りながらの最近の世にもに対してあれこれ好き勝手言います。個人的かつマニアな話なのであまり同調しにくいとは思いますが、何か言ってんなぁぐらいの気持ちで読んでいただけたら。では早速本題へ…。

 

 

・脚本に対する期待感

落合監督や星監督といった世にも四天王をはじめとするベテラン監督が年々登板しなくなったときは、これから誰が世にもを支えるんだという不安がありました。

しかし、今は植田監督・岩田監督・松木監督などといった「安心して見れる演出」を作り上げてくれる監督が出ており、そこに対する不安もなくなりつつあります(個人差)

しかし、同時に出てきた問題が、脚本だと思います。かつては中村樹基氏や高山直也氏といったベテラン脚本が世にもを陰から支えていました。演出も大事ですが、それ以前にストーリーが悪ければ元も子もないですからね。

今の世にもは正直脚本に対する安心感、ひいては期待感があんまりないんですよね。23秋の「永遠のふたり、脚本:星護」は久々に期待感出ましたが。ですが、最近はスタッフで「この人なら面白そうだ!」といったものがあんまり…ないんですよね。

もちろん「恋の記憶~」を生み出した諸橋隼人氏やコメディで大暴れした天本絵美氏など、この人は期待できそうかな?という人は出てきています。ですがこの人たちも毎回登板できるわけではないですから。そうなってくるとちょっと期待感が薄れるんですよね…。とはいえ、あんま注目していなかった作品が思いのほか面白くて(今回なら「走馬灯~」)「いいね!」という作品もあるにはあるんですが。

しかし、逆に「脚本がこの人か…。」というちょっと不安を感じる人もいるんですよね…。(名前は伏せます)その不安は大体当たってしまうのが僕としても残念なんですよね。上手く見返してくれればとても嬉しいのですが。

世にもは昔から脚本家の登竜門としてよく無名の脚本家とかあまり知られていない脚本家といった方々を起用しているんですよね。世にもの作品を見ていると「この人が書いたのか!」といった作品も。それはとてもいいことで、その流れは今の世にもにもあるんですよね。これは素直に喜ばしい事です。

ですが、いかんせん脚本の質は落ちてないか…?と不安に覚えるんです。今回で言えば「地獄で冤罪」はかなり賛否両論あったと思います(僕は好きです!)。理不尽すぎないかという意見がよく見かけましたね。脚本家自身も「つじつまが合わない」として首をかしげていた模様。

難しいんですよね。万人を納得させる物語を作るのは。ですが、昔の世にもはそれが少なからずあったんですよね。皆が口をそろえて「傑作」と言える作品が。僕自身、その傑作の登場は見たくなんだかんだ期待はしていますが、年々薄れてきてるかも…。と思ってしまいます。演出はもう申し分ないくらいそろっているので、脚本でもなにか、思わず世にもファンを唸らせるものが欲しい!というのが僕の今の思いです。

(個人的和田清人氏にもう一回書いてほしいな…。)

 

 

・4話編成

20夏から四話体制となっている世にも。これで8回目ですが、もうそろそろ限界では?と思いました。23秋は比較的バランスよく振り分けられていたのですが、やっぱり間延びはきつい…!

こう思った理由として「間延びがその作品に悪影響しか与えてない」所です。いい作品は出ているんですよ。でも決まって「テンポが良ければなぁ」という感想が出てしまうのがもうダメだと思います。「3つの願い」といった長編作品がここ最近ぽんぽん出ていますがもう40分近くやるなら「別の枠で1時間ドラマでもやってればいいのでは…」と思ってしまいます。

世にもは昔からレギュラー覗いて特番では基本5話編成なんです。5話なら単純計算120分で24分(cm時間含む)でテンポよく進んでいます。しかし、今の世にもって実質「長編3話+10分程度の短編」なんですよ。それを二時間でやろうとしてるんですからそりゃ間延びしますよ。しかも、人によっては駄作になりえた話をわざわざ長く放送されたら当然ですがチャンネル変えますよ。

僕としてもテンポの悪さで評判を落とした「小林家ワンダーランド」は、ああいうコメディはよりテンポよく放送しないとだめだと思うんです。もったいないと何度も思いました。もちろん世にもにも過去長い作品はあります。「映画の特別編」や知る人ぞ知る名作「マジシャンのポケット」も世にもにしては長編です。ですが、違うのは「間延びを間延びと感じない」ことだと思います。「マジシャンのポケット」は長いですが、映像と言いドラマ感が溢れ見てて全く飽きないんですよね。「映画の特別編」もそもそも「映画だから多少長くても」という先入観があるんですよね(僕だけかも...)。

何が言いたいかというと「見ててダレてこない」ことが大事だと思うのです。「うーん、長い!」なんていう感想が出たらもう作品の評価以前の問題です。最近の作品は大体はこういった間延びの悪さによる倦怠感が少なからずあったり…。結果的に4話編成が問題では?という結論になるんですよね。

予算と言い、昨今の不況もあって厳しいのは重々承知です。「あぁ、スタッフも苦労してるな」と、ひしひしと伝わってきます。ですが、もうそろそろ改善はしてほしい…!

 

 

・OPとED

今一番不満を感じているのはここかもしれません。まず言います。

EDとテラーパートは被らないで欲しい!

これね、言ってこなかっただけで滅茶苦茶不満なんです。僕としてはEDは個別に用意されてるものだし、その際に流れるスタッフロールをみて「あ、この人脚本だったんだ!」みたいな新たな発見と言いますか、新鮮さがあってそこもまた楽しみなんですよね。

しかし、今はそのEDとED前のテラーパートがかぶってるんですよね。これ何がいけないかと言いますと、「二つ同時に見れない、聞き取れない」ことなんですよね。

物語が終わると必ずと言っていいほどタモリさんの語りパートが挿入されます。そのパートを聞くと「ああ、終わったなぁ」という満足感と寂寥感を感じるんですよね。そして、もちろんその部分で何を話しているのかも聞きたいわけです。マニア的めんどくささが発揮されてますね。

ですが、せっかくのテラーパートとEDを被らされたら、僕はどっちに集中して聞けばいいんだ!?という困惑が生まれるんですよね(僕だけかも…。)

今回23秋も、せっかくタモさんが「選択」について話しているのにEDで流れるスタッフロールを気にするあまり、あんまり話が入ってこなかったんですよね。人によってはまた巻き戻してみなきゃいけないわけで、面倒くさいと思っちゃうじゃないですか。

ひゃっっっっっっっっっっっっっっっっぽ譲って横スクはいいとしましょう(これも本当はだめですけどね!)。でも、EDとテラーパートは被らないで頂きたい!最近の特別編で評価を落としている理由の一つです。

また、OPを中途半端にカットするのも良くないです。マニア的面倒くささですが、OPはちゃんと全部見たいんですよ!これによって「始まったぞー!」というワクワク感があふれ出てくるんですよね。EDも一緒で、黒蝶々がガラスを通過して足跡が現れるというちょっとした怖さを含めたあのEDも本来は見せるべきなんですよ。(「SMAPの特別編」のようなかなり特殊な回は別として)。

内容だけ見れば細かいとお思いでしょうが、僕は不満です。というか、OPとEDをカットして作品の長さに当てているならそれはそれで悪手では…?

こればっかりは是非とも戻してほしいですね!

 

 

さて、長々と語りました。正直に申し上げるなら他にも不満はいくつもあります。(場違いなネットノリやそもそも選んでる作品のあれこれなど…。)

Xで中の人(おそらくプロデューサー)が実況しているのですが、本音を言うならちょっと控えて欲しいかなー…なんて。僕が知ってる世にもはかなり硬派な番組で、ある種の殿様商売的な売り方をしていたわけです。もちろんそれが全部良いとは思わず、今の時代に合わせた宣伝方法はするべきと思っています。まぁでも、それは違くね?みたいなことはよく見受けられますが!(笑)

世にももそろそろ垣根の35周年。このまま突入したら悪い意味でやらかしそう…。という不安は滅茶苦茶ありますが、どうか僕みたいな面倒くさいマニアを見返すようなことを期待してます!

とはいえ、こんだけ言いながら毎年放送してくれるスタッフ、並びに出演者等々にはとても感謝してますし、これからも末永く続いてほしい番組です。

来年の2024年、世にもあるあるの「アニバーサリー前の年はいい意味でやらかしがち」という格言を信じながら楽しみにしてます!